ヒラスズキや青物に衝かれたアングラー待望の、パワークラス「5」の鈎軸線径。ST-46やST-41等の「4」クラスよりもさらにパワーアップしたモデルです。強引な「抜きやズリ上げ」がランディングの主流となる磯のゲームで、この鈎の真価が最大に発揮されます。また特に、複数本フックを持つルアーのような、複数の鈎掛かりという優位性のないジグミノーやジグ等の単鈎ルアーのテールフックには、絶妙なそのウェイトが飛距離と強度を確保します。フォルムはST-46とほぼ同じです。が、実は鈎先のテーパーに関してのみ、ST-46ほどのロングテーパーにはなっておりません。これは鈎先のコンタクトが激しいフィールド特性や、MHクラス以上のタックルによって充分に得られるフッキングパワーとのバランスを想定した結果です。つまりST-46と比較するなら、「刺さり」よりも「耐久性」を優先してあります。まさに「ヒラを抜く、青物のランを止める」それがST-56を象徴するイメージです。
サイズ:2