2000年前後から、道内各地でさまざまな釣り方が生み出され、今では従来のスタイルと隔世の感があるトラウトルアーの世界。現在はPEラインが主流になり、それに対応するタックルが定番化したほか、渓流シーンではベイトフィネスが脚光を浴びるなど、年を追うごとに新しいムーブメントが巻き起こっています。そんななか、独自の進化を遂げているのが「トラウト王国」と称される北海道。その背景にあるのは、北海道ならではの環境です。川を見ると春はサケ稚魚、夏は陸生昆虫、秋~冬は遡上してきたサケ・マスの卵が釣果のカギを握り、本州のトラウトフィッシングとは一線を画します。本書では川と湖を舞台に、昔も今も人気が高い野生化したニジマスと、海と川を行き来するアメマスをメインに北海道独自の最新タクティクスを紹介。19タイプを取り上げたルアータイプ別メソッドを中心に、渓流・本流&湿原・湖沼の攻略法を解説。また、より快適に、より深く楽しむために、タックルとスタイルについて掘り下げました。
サイズ:A4変型判 132ページ