今から6年前、張りのあるロッドが全盛だった時代に登場したPSR-60は、アジングに革命をもたらし、未だに多くのアジンガーに親しまれています。その理由は、40cm超のロングソリッドによる動かさないアジングの確立と、変則2ピースがもたらす抜群のバランスによるものでした。
アジの食性は、以前のベイトパターンと呼ばれる小魚を主食としたものから、アミ・プランクトンをメインとした食性に変化してきており、軽量ジグヘッドを動かさず、アミ・プランクトンの塊の中に漂わせることが重要なため、このようなロッドが必要だったのです。これまで、「FPR-55 F-tuned」、「DFR-511」、「FER-58」とプランクトンパターンに対応するべくロッドを開発してきましたが、今なら当時思い描いていた理想のロッドが作れるのではないかとの思いから開発に着手しました。
511、58とブランクスを細身にすることで大きな道筋が見え、最終的にさらなる細身のブランクスを目指した結果、並継ぎという答えに辿り着きました。並継ぎでありながら細身のバットは、振り抜け・バランスが非常に良く、変則2ピースにする必要もなくなりました。
ティップタイプ:ソリッド
レングス:6.0フィート(183cm)
継数:2pc
仕舞寸法(cm):95.5cm
Rig wt(g):0.3-1.8g
適合ライン:0.8-2.0lb
ウェイト:74g