さまざまなジャンルを擁する海釣りのなかで、もっとも多くの人に親しまれているのが「堤防釣り」。日本全国で快適で安全に楽しめるうえ、釣れる魚の種類が豊富なため、初心者からベテランまで「堤防釣り」のファンは多い。本書では釣法別・魚種別に堤防の攻略法を徹底紹介。20種以上の対象魚を取り上げ、近年人気上昇中のエギングやルアー釣りにも力を注いでいる。海釣りのベテラン筆者ならではの視点が光る1冊だ。
堤防釣りの魅力とはなんだろうか。身近な場所で、手軽かつ安全に遊べること。何が釣れるか分からない驚き。さまざまな釣りのスタイルに対応できる懐の広さ。…数えあげるとキリがないけれど、豊穣な海釣りのエッセンスが凝縮された場所、それが「堤防」なのだ。
日本は周囲を海に囲まれた島国である。全国には数千もの港湾があり、これらを形成する大小数え切れないほどたくさんの堤防がある。堤防の主な役割は、外洋の風波から船舶や港湾施設を守ることにある。その規模は、大河川河口部や工業地帯にある長くて巨大なものから、静かな漁村の短い小さなものまでさまざまである。
著者:菊間将人
サイズ:18.5mm×23.7mm・全128ページ