二代目1102のディップはフル30t、バットは30t+40tに対し、三代目は1102はディップに30t+40t、バットには30t+40t+46tをコンポジット。ディップ、バットともに「張り」「感度」[反発力」が向上。マンドレルテーパーに関しては、印籠の設計変更に伴い、ディップのみ若干ではあるが、テーパーを上げMAXルアーウエイトも5gUPの45gとなり、今まで以上に繊細で攻撃的なブラッギングが可能。
コンセプトの差を明確にするため、強風下での使用を前提に開発した「北西スペシャル」とは対照的に低気圧通過前後の無風から風速8m以下の「ウネリのサラシ」にコンセプトを絞り、「北西スペシャル」よりもテーパーが緩く、肉厚カーボンのブランクスで、しっかり曲げて「タメが効き続ける」設計となっている。よって、キャスト時のピーキー差はなく、安定した精度でピンポイントを打ち抜け、ランカークラスになればなるほど、バットの曲がりが安定し、このブランクスの真の性能が生かされる。晴天無風の爽快な磯で、磯ヒラの醍醐味であるウネリの広大なサラシをこの「SWELLスペシャル」で是非、堪能して頂きたい。
二代目1102、チタンフレームSICリングガイド単体総自量11.2g。三代目1102、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総自量6.9g。その差マイナス6.2g。38.4%の軽量化。二代目1102、ロッド総自量259g。三代目1102、ロッド総自量192g(プロト)。その差マイナス67g。25.8%の軽量化。モーメントはそのままに現時点で可能な軽量化は全て施した。その上で、性能は二代目を上回る。
長さ:11フィート、2ピース
ルアーMAX:45g
ルアーBEST:M21g/V28g
ラインMAX:PE2.0
ロッドウエイト:192g
スピニングモデル